「下塗り」用の塗料のこと
下塗り(フィラー)の役割
下塗りすることでひび割れなどの凹凸を平らにし、塗料の密着を高める効果があります。
塗った塗料はどんどん外壁材に吸い込まれ、仕上がりにムラができてしまいます。
吸い込まれた分、多くの塗料を使用することになるため費用も増加します。
「下塗り」をすることで吸い込みを防ぎ、「中塗り」・「上塗り」も綺麗にのります!
「下塗り」をしないで「中塗り」・「上塗り」をした場合、元の外壁の色が透けてムラになって見えてしまうことがあります。
「下塗り」は通常「白色」であることが多く、上塗りの発色を良くする効果があります。
他の下地材よりも粘土が高く厚みがある為、表面の凸凹やひび割れを埋めるパテの様な効果があります。
適した外壁材
モルタル・表面のひび割れ等劣化が酷い状態の外壁
但し、「サイディング」には使用できません。
フィラーを塗ると下地が厚くなるため、真夏の直射日光など気温が上がると内側に熱がこもります。
すると塗膜自体が膨れて、塗装が剥がれてしまう可能性があるからです。